さまざまあるヨガの1つに、ヴィンヤサヨガというものがあります。流れるようにポーズを取っていくので、運動量が多く、体を動かすことが好きな人にぴったりのヨガです。
ヴィンヤサヨガは、アシュタンガヨガに自由や創造性を加えたヨガの1つ。創設者はいませんが、シンディー・リーやシヴァ・レイ、ジェイソン・クランデルなど、5名ほどの世界的に代表的な指導者がいます。
サンスクリット語での「ヴィ」が特別な方法、「ンヤサ」が場所へ・置く・配置を意味します。
アメリカで生まれたヴィンヤサヨガは、呼吸に乗って流れるようにポーズを取っていくことが特徴。基本動作としては、太陽礼拝と瞑想が中心になっています。
もとになっているアシュタンガヨガは、常に力強い動きをしていて、運動量が多いのが特徴。一方ヴィンヤサヨガは、自由度が高く、アシュタンガヨガに創造性を加えているため、指導者のレッスンの構成次第で強度が変わります。力強く動いていくのか、瞑想状態を作ることに重点をおくのかによって、内容が異なるのです。
指導者に関わらず共通しているのは、ポーズからポーズに移る際には一貫性があり、流れるようにおこなうということ。前のポーズが次のポーズの準備になっているため、体のことを考えた、流れを重視したヨガなのです。
しかし、無理な動作の連続は、怪我の引き金になってしまうことも。必ず体がきちんと温まった状態になっているかを確認をしてからおこなうことが大切です。
ほかのヨガに比べて運動量が多く、大きな動きを連続して取るので、インナーマッスルを鍛えることが可能です。基礎代謝もあがるだけでなく、ポーズもダイナミックなものが多いので、筋肉量を増やすことも可能。運動不足を解消したい人やダイエットをしたい人にもおすすめ。また、発汗や血液、リンパの循環が促進されるため、デトックス効果など、美容面でも良い影響があります。
また、呼吸を意識しながら流れるように次々とポーズを取っていくため、次のポーズのことも考える必要も。複数の要素を同時に考えながらヨガをおこなうことで、集中力が養われ、精神面でも成長していくことが可能です。
次は、東京でヴィンヤサヨガができるおすすめのスタジオを紹介していきます。どのスタジオも体験ができるので近くのスタジオに足を運んでみてください。
大手ヨガスタジオのカルド。ストレス解消を目的としたプログラムのなかにヴィンヤサヨガのレッスンが用意されています。
カルドは、インストラクターの数も豊富。また、初心者の人も多いので、ヨガの経験がなくても気軽に利用することも可能です。
ウェアやタオル、ヨガマットのレンタルがあるので、なにも持参せずにヨガを楽しむことができるのが嬉しいポイント。
東京には銀座店以外にもほかに複数店舗を展開しているので、仕事帰りに通いやすい場所や家の近くなどから選ぶこともできます。
ヨガプラスは、レッスンの種類が多いスタジオ。ヨガだけでなく、ピラティスや瞑想のプログラムもあります。
レッスンはグループレッスンとプライベートレッスンがあるので、目的に合わせて選べるのが嬉しいポイント。インストラクターにしっかり指導してもらいたい人や初心者でしっかりとヨガポーズを学びたい人などにプライベートレッスンはおすすめ。
東京には新宿以外に、吉祥寺や目黒にもスタジオがあります。