むくみの原因とは?解消するためにできる3つのこと。

Siena編集部
公開, 更新 , ボディーケア & 治療

体のむくみは、多くの人を悩ませるもの。朝には緩かった靴が夜になるときつく感じたり、仕事終わりに足が重くだるくなったり、朝起きると顔が腫れている感じがしたりと、むくみを感じる時間帯は人によってさまざまです。

人間の体の約60%は水分で、そのうちの40%を占めるのが細胞内液、20%が細胞外液。これらは細胞膜を介して別れています。細胞外液の一部である細胞間液と呼ばれる液体と血管の圧力状態が保たれないと、むくみが起こってしまう原因に。

また、長時間のデスクワークや立ち仕事、運動不足による筋力不足によっても、むくみが起こりやすくなってしまいます。むくみやすい体質だからといって水分を摂取することを控えたり、塩分の多い食事を好んで取るという人も、むくみにつながりやすい傾向が。日常生活の何気ない行動が、むくみを引き起こしている可能性があるのです。

むくみの正体とは?

むくみは、リンパが詰まることで起こる症状の1つです。では、リンパとは何か、詰まるとどのような症状が起こるのでしょうか。

リンパとは?

リンパとは全身を張り巡るリンパ管を流れるリンパ液のことです。リンパ管の合流部分はリンパ節と呼ばれます。リンパの主な役割は2つです。

  • 排泄機能
  • 免疫機能

老廃物は普通、静脈を通って心臓に戻りますが、入りきらなかったものがリンパ管に入り、リンパ液となって心臓へと流れます。老廃物とは、体内で利用されなかった余分な糖分や脂肪、ウイルスなどの細菌、乳酸などです。

体内に侵入した細菌やウィルスはリンパ液が回収し、リンパ管を通り、リンパ節が細菌やウィルスはせき止められている仕組みです。

なぜリンパが詰まるのか?

人間にとって大切な役割を持つリンパですが、なぜ詰まるのでしょうか?

血液は心臓がポンプの役割を果たし、全身に巡っています。しかし、リンパにはこのポンプ役が存在しないため、些細なことが原因となって詰まってしまうことも。

リンパ管を取り巻く筋肉の収縮によって、リンパ液は自発的に流れています。筋肉は常に動いているわけではないため、立ち仕事やデスクワークなど動かない状態が続くと、リンパが詰まりやすくなるのです。

リンパが詰まる原因としては運動不足のほかに、ストレス、睡眠不足、骨盤の歪みが挙げられます。

リンパが詰まるとどうなるの?

リンパは人間が生きていくうえで大切な役割を果たしています。このリンパが詰まると、以下のような症状が起こるのです。

  • 体内の老廃物や余分な水分が排出されなくなる
  • 免疫機能の低下
  • 慢性的な肩こり
  • 肌荒れ、肌のくすみ、シミ、シワができやすくなる
  • むくみで脚がパンパンになる
  • セルライトが増えて肥満体質になる

これらの症状でも最も起こりやすいのが、脚のむくみと言われています。リンパは重力の影響を受けやすく、心臓から遠い下の部分にリンパ液が溜まりやすくなるためです。

さらに、リンパ液の流れが滞り詰まると、回収されなかった老廃物が体内の脂肪と合わさってセルライトに。皮膚の表面を掴んだ時、表面にある凸凹したものがセルライトと呼ばれます。

むくみから生じたセルライトは普通の脂肪よりも分解しにくく、リンパや血液を詰まらせる原因となるため、むくみ対策が必要です。

水分バランスやホルモンバランスの乱れも、むくみの要因

むくみは重たさや見た目のたるみ、腫れたような感じなど自覚できる症状として現れます。

本来ならば汗や尿として、無駄な水分は体から抜けます。しかし、うまく汗がかけなかったり、水分を摂らないといった理由で体の水分量が少なくなってしまい、体内の水分バランスが崩れると、うまく循環しなくなり、水分が体に滞ってしまうことで、むくみが生じてしまうのです。

また女性の場合は、筋肉量がもともと少ないことや冷えによって血行不良になることでむくみが起こっている場合も。ホルモンバランスも関係しているので、生理前や妊娠中だけでなく、更年期になるとむくみやすくなる、とも言われています。

外食が多かったり、お酒を飲む機会が多い人も注意。塩分やアルコールは、血管の中の水分が増えるのでむくみやすくなってしまうのです。

むくみ解消のためにできること

むくみを解消するには、余分な水分を血液内に戻すように働きかける対策が必要。むくみを改善するためマッサージ法など、誰でも実践できる簡単な方法でむくみ対策をしましょう。

お風呂に入るだけでむくみにくい体質に

湯船にしっかりと浸かって体を温めると、血行が良くなり汗をかきます。不要な水分をしっかりと体外にだすことができるだけでなく、水圧がマッサージと同じように体のリンパを押してくれるので、体内の血行改善に効果が期待でき、むくみにくい体質を作っていくことができるかもしれません。

シャワーで体を洗うだけでなく、しっかり湯船に浸かることが重要です。

外食やコンビニ食はなるべく避ける

居酒屋のメニューやスナック菓子には、通常の食事で摂取すべき塩分の数倍近い量の塩分が含まれていると言われています。体内の塩分が増えてしまうと、その濃度を下げようとする働きによって、水分を溜め込んでしまうことがあります。

なるべく外食やコンビニご飯を減らして、塩分を摂りすぎないように気をつけましょう。休日の食生活を改善することから始めてみても良いかもしれません。

冷えは大敵

冷えは血行が悪くなる原因。むくみが起こりやすくなります。むくみ解消のためには、水分は積極的に摂るべきですが、冷たい水やお茶は体を冷やしてしまうので、飲み物は常温で飲むように心がけてください。最近は、コンビニやスーパーでも常温の水やお茶が用意されています。

足先の冷えには靴下がおすすめ。5本指靴下などは、末端冷え性の改善にも。また、むくみ対策用の靴下なども売られているので、活用してみましょう。

簡単ストレッチやマッサージでむくみを軽減

とくにむくみやすいのが足と顔。仕事中でも簡単におこなえるストレッチ方法や足と顔のマッサージ方法おこなうと、解消していくことができます。

足の簡単ストレッチ

むくみを和らげることができる簡単ストレッチは、足首回しと屈伸。足首回しはデスクワーク中でもできるので、定期的にクルクルと足首を大きく回してみてください。一時的ですが、足のだるさや重さが軽くなります。

また、脚を組むのは骨盤の歪みや血流が悪くなる原因です。脚を組まないようにしましょう。

足のマッサージ

重要なポイントはひざ裏です。「委中」というツボがむくみ吸収ポイントなので、ひざ裏に向かってしっかりと流していきましょう。アキレス腱からひざ裏まで、下から上へと両手で力を加えることがポイント。気持ち強めにおこないましょう。委中を押すか押さないかで、翌日の足の細さが違います。

また、流すだけではなく、ふくらはぎを握って揉み上げるのも効果的。その際も、しっかりとひざ裏までマッサージすることを意識してください。お風呂上がりに、お気に入りの香りのオイルやクリームで足をマッサージしてみるのも良いでしょう。リラックスすることもできます。

顔のマッサージ

あご先から耳たぶの裏を結ぶラインと、頬とこめかみを結ぶラインの2つをなでるように、優しく両手で流していくのがポイント。

顔の左側を両手を使って、交互に優しくなであげていきましょう。耳たぶ裏まで、しっかりと最後まで流しきるのが重要。耳たぶの裏に水分を回収するポイントがあるので、意識しておこなってください。頬とこめかみのラインも同様に、頬からこめかみに向かって両手でやさしく流していきます。

整体専門サロンでむくみ知らずを目指そう

セルフマッサージも効果はありますが、即効性を求めている人は、プロの整体院で施術を受けるのがおすすめ。カラダファクトリーでは、むくみの原因や脚が太くなる原因など、悩みや質問にも分かりやすく対応してくれるので、整体を利用したことがなくても安心。

日常生活で気をつけるべきポイントをアドバイスしてもらえるので、一時的なものだけでなく、長期的なむくみ解消に繋げていけるかもしれません。むくみ知らずの体を目指してみましょう。

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