血圧を下げるマッサージとは?アロマを使って、ふくらはぎを刺激。

記事の著者:Siena編集部

血圧を下げるには、運動などさまざま方法が挙げられますが、マッサージも効果的な方法の1つです。

とくに、ふくらはぎをマッサージすることで下半身に滞っていた血液が流れやすくなるので、心臓の負担軽減になります。その結果、血管が拡張して血圧を下げることにつながるのです。

ここでは、血圧を下げるマッサージ法を紹介します。寝る前のリラックスタイムなどにマッサージを習慣として取り入れることで、セルフケアに役立てましょう。

血圧を下げるとき、ふくらはぎのマッサージが有効な理由とは?

下半身の血液は、主にふくらはぎの筋肉が動くことで血管を圧迫し、心臓まで送り返される仕組みです。ふくらはぎの筋肉は、ポンプのような役割を果たしています。また血管には、逆流を防ぐために弁(べん)がついているのも特徴。

ふくらはぎの筋力が衰えると、心臓へ血液が戻りづらくなってしまいます。心臓は一定の速度で全身に酸素を届けているため、通常よりも強い力で血液を送り出さなればならなくなり、これが高血圧の原因に。

ふくらはぎのマッサージをすると、筋肉に刺激が入ることで血管を圧迫し、血液が心臓へと戻りやすくなります。その結果、停滞していた血液が心臓に戻っていくことで、血圧を下げるうえで役立つのです。

ふくらはぎのマッサージ法

マッサージをする部分は、すねの内側・外側・ふくらはぎの中心ラインの3か所と、ひざ裏・アキレス腱まわりの合計5か所。まずは、すねの内側を内くるぶし→膝下に向かって、骨のきわに沿いながら指でプッシュしていきます。

次に、すねを両手で抱えるようにして、親指を重ねた状態で下→上に向かって流していきましょう。息を吐きながら、体重をかけつつ3cm間隔で膝下までプッシュし。これを2回ほど繰り返してください。

中心ラインはアキレス腱→膝下まで、外側ラインは外くるぶし→膝下までを先ほどと同様に、2回ほど揉みましょう。膝裏は、リンパ節を回転させるようなイメージで、10回ほどプッシュ。

最後に、アキレス腱周辺を手前に引くようなイメージで、ふくらはぎの下3分の1まで3回ほど揉んで終了です。一連の流れを1セットとし、1日2回を目安にマッサージすると効果的。

アロマを使ったフットマッサージで、血圧の改善に効果が

岡山大学を筆頭とする研究グループは、アロマフットマッサージを1日45分間・週に3回続けると、血圧の改善・不安の軽減といった効果が得られることを実証しています。

研究では、被験者はインストラクターの指導のもとで1週間に45分間×3回ほどフットマッサージを実施しました。

マッサージの手順は、フットバスを10分間使用→アロマオイルを手につけて香りを吸い込む→アロマオイルを足全体に塗って、手のひらと指を使いながら太もも〜つま先までマッサージし、ツボを押す→仰向けになり5分間リラックスする、という方法です。

全12回のマッサージで、開始前・中間時点・終了後に血圧を計測した結果、マッサージ実施後に収縮期血圧・拡張期血圧の数値がともに低下したことが判明しています。

血圧の軽減に効果が期待できるアロマは?

研究で使われたアロマオイルは、アロマセラピストがリラックス効果を目的に調合したもので、ホホバ・ラベンダー・カモミール・サンダルウッド・イランイラン・マージョラム、といったハーブが主に使われました。

リラックスを目的として使用されるアロマオイル(エッセンシャルオイル)には、嗅覚系を通じて精神状態の改善・抑うつ効果がある、という試験結果も判明しています。