妊婦のとき、岩盤浴は控えよう。リスクを下げることが大事。

記事の著者:Siena編集部

妊娠中は、運動不足やホルモンバランスなどでむくみなどが気になるもの。また、生活に制限が加わることでストレスが溜まり、汗をかいてすっきりしたいと思う人もいるはず。そのため、手軽にリフレッシュできる岩盤浴を利用しようと考える人もいますが、実は妊婦のときに岩盤浴は利用しないほうが良いと言われています。

なぜ、妊婦のときは岩盤浴を利用しないほうが良いのでしょうか?詳しい理由を知っておきましょう。

妊婦のとき、岩盤浴は控えるべき

妊娠中の岩盤浴は、さまざまなリスクや危険性があるため、控えたほうが良いと言われています。たとえば脱水やのぼせによって、貧血や気分が悪くなってしまう危険性があったり、岩盤の種類によっては放射線の影響を受けてしまうことも。またほかにも、不特定多数の人が利用するため、感染症に移ってしまう可能性もあります。

脱水症状のリスク

妊婦のときは、常に脱水になりやすい状態。妊娠中は、赤ちゃんを守るために体を整えていくため、妊娠前と比べて大きくホルモンバランスが変化。そうすると、むくみやすくなったり、汗をかきやすくなったりするため、体内の水分量が減少します。

その状態で大量の汗をかく岩盤浴を利用してしまうと、より体の水分が失われ、脱水症状を起こしてしまう可能性があります。

のぼせやすい、気分が悪くなりやすい可能性がある

妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れやすいため、体温調節機能が低下します。体温変化の激しい岩盤浴は気分を悪くしてしまう可能性が高く、またいつもより体温が上がりやすい場合もあるため、のぼせやすくなっていることもあります。

貧血を起こしやすい

妊娠中の母体は赤ちゃんを守るために、赤ちゃんへ送る血液量が増えます。そのため、貧血になりやすいのです。またホルモンバランスの変化で自律神経が乱れると、血圧調節機能が低下してしまうことも。そうすると、貧血が起こりやすくなります。

貧血になったことがない人でも、妊娠を機に貧血になってしまうリスクがあるため注意が必要。

また岩盤浴中に貧血が起こり、立ちくらみなどの症状が起こる危険性も。転倒してしまう可能性があります。

感染症のリスクが高い

岩盤浴の室内は、高温で多湿。細菌や雑菌が繁殖しやすい環境のため、感染症のリスクが非常に高まります。

母体が細菌に感染してしまうことで、赤ちゃんにも移ってしまう可能性があり、母子感染を起こすことも。また、妊娠中は抵抗力が下がっているため、ささいな細菌や雑菌にも感染してしまう可能性があります。

デトックスしたいなら食事から

妊婦のときは、むくみなどが気になるもの。デトックスして排出したいという理由で岩盤浴を利用しようと思っているなら、別の方法でデトックスをしましょう。妊娠中は、食事に気をつけている人も多いはず。同時にデトックス作用の高い食事を摂ることで、体の老廃物を排出することが可能です。

食物繊維を摂ろう

デトックスのためには、便通を整えることが大切。食物繊維を意識して摂取し、快適に便を排出しましょう。

食物繊維には2種類あり、水溶性と不溶性があります。どちらか片方に偏るのではなく、両方をバランス良く摂ることが大切です。水溶性の食物繊維が含まれている食材は、海藻や果物、大麦などです。

不溶性の食物繊維が含まれている食材は、豆類やきのこ類、野菜など。また食べるときに、水分も一緒に取りましょう。

簡単なデトックスウォーターで脱水対策も

ミネラルウォーターにカットした野菜、果物などを入れることで簡単にできるデトックスウォーターで、デトックスと脱水対策が同時に叶います。使用するのは、好きな果物や野菜で構いません。

柑橘系の果物を入れることで、食物繊維を多く摂れます。また、キュウリとレモンのデトックスウォーターは、むくみの抑制や利尿作用の促進が期待できます。疲労回復効果の高いビタミンCの摂取もできるのでおすすめ。