小豆枕とは?夏はひんやりさわやかに、冬はカイロでポカポカに。

記事の著者:Siena編集部

小豆を布に入れて作る小豆枕。そのまま使用すれば、熱を吸収してくれる効果があり、温めて使えば、天然のカイロとしても使用することができます。

昔は高貴な人が使う枕だったとされていた小豆枕。夏や冬など、方法を変えるだけで1年中使えるという優れものです。1つあるだけで、体の不調を解消できるだけでなく、リラックス効果も期待できるので、自分で作ってみるのも良いかもしれません。

小豆枕とは?

そばがらなどに比べて、約2倍ほどの熱吸収効果があります。そのまま使用すれば、頭部の熱を吸収して一定の温度で停滞するため、暑い夏の日に体温が上がって眠れない、というときにおすすめ。

また、電子レンジで温めて使うことで、天然の湯たんぽになります。500wで30秒から1分温めることで、程良い温度になります。発火や破裂の危険性があるため、2分以上は温めないように注意。小豆を70〜80度前後に温めると、水分が蒸気として大量に放出されます。このときに発される熱は、湿度を含んだ湿熱と呼ばれるものです。

温かさは15分〜20分程度しか持続しませんが、ホッと一息つきたいときやリラックスしたいときに、じんわりと体を温めることが可能です。

小豆枕を自分で作る方法

肌ざわりの良いガーゼやコットンをはがき2枚分ぐらいの大きさにして、袋を作り、小豆を100g~120g位入れて、口を塞ぎ縫い合わせます。

枕の場合は、もう少し大きい布を用意し、小豆の量を増やしてください。布の形をアレンジすれば、目の上に乗せるアイピローなども簡単に作れます。

小豆枕の効果とは?

小豆から自然に発される熱は、人体に影響がありません。また、程よい重みが肩などの形にフィット。リラックス効果も得られます。

肩こり解消

小豆枕をレンジで温めて、肩に乗せるとじんわりと体の奥まで熱が伝わり、体を温めてくれます。また、小豆の重みは心地良く、温かさも相まってよりリラックスすることができます。肩こりに悩んでいれば肩に、腰痛に悩んでいれば腰に、とさまざまな場所に使用することができます。

生理痛の解消

生理痛のときに体を温めると、血行が良くなり、痛みが和らぎます。温めた小豆枕をお腹の上の乗せ、しばらく安静にしてみましょう。そうすると、お腹の痛みが楽になってきます。

人間の睡眠のリズムを妨げない

真夏の寝苦しい夜などは、吸熱効果のある小豆枕を使用すると、ひんやりとした感触で寝ることができます。また、冬の寒い時期には、温めた小豆枕にすることでじんわりと首回りが温められ、ポカポカとした寝心地に。睡眠のリズムを妨げず、朝までぐっすり眠ることが可能です。

小豆枕の注意点

小豆は食べ物なので、放っておくと虫が寄ってきてしまうことも。定期的に日光に当て、干してあげることが必要です。また、使っていくうちに豆が砕け、細かい屑がでてしまうことも。布からはみだしてしまうこともあるため、日光に干す際に、その屑もはらっておきましょう。

また、水分が多く湿度が高い状態になってしまうため、小豆や包む布にダニや雑菌が繁殖しやすくなっています。なるべく半年に1度、中の小豆を入れ替えることも大事になってきます。アレルギー体質やアトピーの人はとくに注意。