筋肉のこりが辛い。辛い症状を改善するために、姿勢を意識しよう。

記事の著者:Siena編集部

仕事や運動などをすると、筋肉が凝って体が辛くなるという人はたくさんいます。さまざまな方法を試してみたけれど、なかなか解消しないと感じる人も多いはず。

肩こりや腰痛になってしまうと、仕事や家事、育児をするのが辛いものです。

さまざまなことが原因となって引き起こされる筋肉のこりですが、具体的にはどのようなことがあげられるのでしょうか?原因を知り、辛い筋肉のこりを軽減しましょう。

筋肉が凝るメカニズム

筋肉のこりとして、最も典型的なのは肩こり。具体的には、頭の重さや手荷物によって引き起こされます。

肩がこるのは頭の重さが原因

頭の重さは、自身の体重の8%に当たるとされています。体重が60kgの場合、4.8㎏あるということ。前かがみの頭が下がった状態では、重さのほとんどを首と肩だけで支えることになります。

さらに前かがみのときには、首の裏と肩の筋肉は伸びた状態に。人の筋肉は、伸びた状態で負荷がかかると、縮んだ状態で負荷がかかるよりも強く痛みが生じます。

頭を下げた状態では、まっすぐな姿勢のときに比べ、4倍もの負荷が肩にかかることに。前かがみになった状態で過ごすと、日々ダメージが肩や首に蓄積され、肩こりの原因になるのです。

手荷物も肩こりの原因に

通勤バックやリュックサックなどを持つとき、肩の筋肉に負荷がかかります。頭の重さに加え、手荷物の重量もかかるので、肩は日常的に大きなダメージを受けています。

片手で持つタイプの鞄を使っている場合は、リュックサックに変えたり、たまに持つ手を変えたりして、片方の肩ばかりに負荷がかかってしまわないように気を付けましょう。

腰痛も同じ原理で起こる

腰も同様に、前傾姿勢では大きく負担がかかってきます。腰は本来、姿勢がいい状態では、身体の重さを支えられるような作りになっています。

しかし、前傾姿勢になると背中から腰に掛けての筋肉が伸び、骨が上からまっすぐ重さを受けられないために、その重さを筋肉が負担することになってしまうのです。

同じ姿勢が続けば続くほど痛みが増す理由

筋肉の緊張状態が続くと、血管を圧迫して血行不良を引き起こします。その状態が続くことで筋肉に乳酸がたまり、痛み物質が発生。

痛みが起こると、交感神経の働きで血管をさらに収縮させます。このサイクルが姿勢の悪いときに、永遠と繰り返されるのです。

筋肉のこりをほぐす方法

筋肉のこりをほぐすには、良い姿勢を保つように意識し、適度な運動をすることが重要です。

姿勢をよくする

正しい姿勢さえ取れていれば、体は自身の体重に耐えられるような作りになっています。姿勢が悪くなりがちなデスクワークのときだけでなく、立っているときや歩いているときも姿勢を良くするように心がけましょう。

意識しないと気づけば背が丸まってしまっている人は、姿勢を良く保つグッズを活用してください。ベルトや椅子など、さまざまなものが販売されているので、肩こりや腰痛に悩まされている人は自分に合った製品を探してみましょう。

ヨガでストレス解消

ヨガは、姿勢の強制を助けてくれるポーズや血行促進の効果を持っています。また、精神的なストレスも筋肉のこりに影響を及ぼすことがあるのですが、ストレス緩和にも効果的です。

ヨガスタジオに実際に通うのが手っ取り早いですが、時間がない人は1日に数分だけでも自宅で取り組んでみましょう。

ストレッチ・筋トレに注意

筋肉が伸びているときには負荷を受けるので、筋肉を伸ばすストレッチや筋トレには要注意。どこの筋肉に効果があるのかを知らないまま、適当にストレッチや筋トレをした結果、状況が悪化してしまうことも起こりかねません。

ストレッチや筋トレをする際には、身体のどの部位に効果的なのかを理解し、自分の症状に合わせておこなうようにしましょう。

同じ姿勢を長時間続けない

さまざまな方法を試しても、長時間同じ姿勢が続くという状況が変わらないことには筋肉のこりの改善は望めません。デスクワークが長く続くようであれば、こまめに休憩をはさんで軽く首を回したり、腕を回したりすることが改善の第一歩です。

こまめにきちんとした休憩をとることは、体のこりを改善するだけでなく、仕事の効率を上げることにもつながります。無理をしてずっと同じ姿勢でいるようなことは、控えるようにしましょう。