お腹のツボで内臓の働きを助けよう。押すことで不調がわかる。

記事の著者:Siena編集部

お腹のツボを押すことで、消化器系の内臓に働きかけ、不調を改善することが可能。押す位置によって効果も異なります。

ツボは、WHO(世界保健機構)に認知されているものだけで全身に361ヶ所あると言われています。お腹にあるツボは、消化器系の内臓の働きを助ける効果が。また、ストレスの緩和に関係するツボや腰痛に効果的なツボなどがあります。1つ1つのツボを組み合わせることで高い効果が得られるため、どんなツボがあるのかしっかり確認しておきましょう。

お腹のツボで消化器の不調やストレスがわかる

お腹のツボを刺激したときに痛むのは消化器系の調子が悪いか、冷えやストレスがあるとき。そういった場合はツボを1つずつ刺激することも効果的ですが、お腹にカイロを貼ってツボに温熱刺激を与えることもおすすめ。

お腹を触ったときにお腹にハリがあるときは、ストレスが溜まっている可能性が。その場合はゆっくりと揉みほぐすようにツボとお腹を刺激してあげましょう。

胃や腸などの働きをしっかり整える下脘(げかん)

おへそから上に2寸の場所に位置している下脘。2寸は人差し指から薬指までの3本の指を揃えたときの第2関節の幅になります。おへそに手を当てて測って下巻の場所を取るようにしましょう。

まずは下脘に人差し指から薬指の3指の腹を当て、ゆっくりと円を描くように20秒ほどかけて押し込んでいきます。押し込んだあとはゆっくりと離すことを3セット繰り返しましょう。下脘はあまり強く押しすぎるとあとから気持ち悪くなってしまうので、やさしく下脘を温めるように押してください。

お腹には胃や腸の調子を整えるツボはたくさんありますが、下脘はそのなかでも比較的場所がわかりやすく、さらに効果も高いためセルフケアにぴったりのツボです。

腰痛に効果的な中脘(ちゅうかん)

中脘の場所はおへその上4寸にあります。先ほどの下脘の位置を参考にするといいでしょう。

中脘に人差し指から薬指の3指の腹を当て、ゆっくりと円を描くように20秒ほどかけて押し込んでいきます。次に、押し込んだあとはゆっくりと離すことを3セット繰り返します。

中脘は下脘と同じように胃や腸の調子を整えますが、実は腰痛に対しても効果的なツボに。腰痛を改善するために、実際の整骨院でも使われています。

ストレス緩和に効果的とされる鳩尾(きゅうび)

鳩尾はみぞおちの部分にあります。肋骨の真ん中でくぼみのできる位置です。

鳩尾の位置に人差し指の腹を当て、ゆっくりと指を揺らしながら20秒ほどかけて押し込んでいきます。そのあと、ゆっくり離すことを3セット繰り返しましょう。鳩尾の位置が人間の急所の部分に当たるため、あまり強い力で押さないように注意する必要があります。

鳩尾も胃腸の調子を整えてくれるツボの1つですが、ストレスの緩和や気持ちを落ち着かせるなどの効果もあり、精神の安定にもよく使われます。

冷えや慢性的な疲労に効果的な気海(きかい)

気海の場所はおへその下1寸5分。1寸は親指の横幅、5分は1寸の半分です。

気海に人差し指から薬指の3指の腹を当て、ゆっくりと円を描くように20秒ほどかけて押し込んでいき、ゆっくりと離すことを3セット繰り返しましょう。

気海は押すだけではなく、指先から気を送るような感覚で押すと、お腹の奥から温まってくるように感じることができます。押すときに意識してみてください。また、気海はお腹の冷えや慢性的な疲労に対して効果があり、その名の通り減ってしまった気を補う効果があるのも嬉しいポイント。