末端冷え性がつらいときは、ストレッチで改善していこう。

記事の著者:Siena編集部

靴下を履いてもあったまらない、手先が冷たすぎて夜も眠れないというような経験がある人も多いはず。末端冷え性がなかなか改善されないというときは、意外にもストレッチが効果的なのです。

カイロで温めたり、温かいものを飲んだりしてみても温まらない末端冷え性。寝る前や仕事中、そして家事の空いた時間にもできる冷え解消ストレッチをこまめに取り入れて、悩みの種を解消しましょう。

血の巡りが原因。シーン別冷え性改善ストレッチ

手足の末端が冷えたまま布団に入ってしまうと、質の良い眠りが得られない可能性があります。日中は体温が上がり活動的になっているのに対して、睡眠中は体温が下がり休息状態になっています。しかし、常に体温が低い傾向にある末端冷え性の人は、活動的な状態と休息状態の温度差が小さくなり、体が睡眠になかな移行できない状態に陥りやすいのです。

さらに、体温が低い状態では体温を下げないように交感神経が働くことで、リラックスができず睡眠ができないという悪循環も起こります。

寝る前のストレッチ

末端冷え性の原因は、血液の循環が悪いこと。ストレッチをすることで血の巡りが良くなり、冷え性の改善が見込めます。ストレッチに入る前に軽く手足の指を握って開く、を繰り返して血液の流れをスムーズにしましょう。

ストレッチが終わったら、仰向けに寝た状態から足を天井に向けて上げます。そうすることで、足に溜まった血流に上半身へ戻ろうとする力が働きます。この状態から右足を左足に交差させるように持っていき、両腕は体の真横に伸ばすように置きます。深呼吸5回ほどおこない、姿勢を維持。その後、足を入れ替えて同じようにおこないます。

仕事中におすすめのストレッチ

座った状態から片足を前に伸ばします。次に伸ばした足の足首を上下に動かしましょう。これを交互に10回ほどおこなうことで、足のポンプが機能して血流を正常な状態に戻します。さらに、足首を上下するとき、足の指も一緒に握ったり開いたりをすることで脚先全体の血流を良くすることも可能。座った姿勢のまま、かかとを上げ下げするストレッチも効果があるのでおすすめ。

体を動かす仕事でない限りデスクワークで長時間座ることが多くなり、血液の流れが悪くなってしまうため、末端が冷えてきます。仕事中でも気づかれずにこっそりできる冷え性対策のストレッチで、末端冷え性を解消しましょう。

家事の最中にできるストレッチ

家のなかでは、歩き回ったりしゃがんだりすることが多いため、仕事中などに比べ血流の流れは良いのですが、そのため、家事の最中には、歩き回って良くなった血流を肩や腰を柔らかくして十分にいきわたらせることが必要になってきます。

【肩のストレッチ】
背筋を伸ばして立ち、右手を床と水平に左腕の前に持っていきます。そして、左腕を地面と垂直に立てるようにして、右腕を体のほうに引っ張り、十分伸ばしたら今度は右腕を上げます。最後に、右腕のひじから先を曲げて左手で右ひじを掴み、伸ばします。

4つの動作で、腕の内側と外側を伸ばすことができます。右腕の後に左腕も同じようにおこないましょう。

【腰のストレッチ】
足を肩幅に広げて立ちます。息を吐きながら上体を前に倒します。限界まで倒したら今度はゆっくり上体を起こしてください。

シンプルな動作ですが、勢いをつけず、ゆっくりおこなうことが大切です。また、屈伸運動等をして少しだけ血流を良くしてからやるとより効果的。

末端冷え性は放っておくと危ない?

末端は、外気に触れたり、心臓という主要なポンプから一番離れた部位ということもあり、意識してストレッチをおこなわなければ、血流が滞ってしまいます。寒い季節になるにつれ、血流も悪くなりやすいので、時間があるときに意識してストレッチをおこない、血流を正常に戻すように心がけましょう。

冷え性は放っておくと、不眠や頭痛や疲労感が抜けなくなるなど体全体に悪影響を及ぼします。寒い時期こそ、体を労わる努力を忘れないことが肝心です。