空手でしやすい怪我とは?予防法や対処法を紹介。

記事の著者:Siena編集部

空手は素足と素手で蹴りや突きを入れてポイントを争う競技です。そのため骨折や打撲などの怪我の頻度はほかのスポーツに比べて格段に多いのが特徴。

空手はとてもかっこいいスポーツですが、怪我を考えると、一歩踏み出す勇気がなかなか出ないのも多いのではないでしょうか。そこで、少しでも怪我を防げる予防法を知っておきましょう。

空手で起こりうる怪我

空手で起こりやすいおもな怪我が骨折です。割合は49%と全体の半分を占め、なかでも蹴りを手で払ったときに手を骨折する、蹴りを入れたときに自分の足を骨折するといったケースが多く見られます。

また次に多いのが突きを入れたときに指を負傷するケースです。年齢的には16歳~40歳が最も多く、選手層ということもあってハードな練習が原因だといわれています。

空手で怪我をしないようにする予防法

空手は格闘技の一種なので、怪我をするのは日常茶飯事。ですが、事前に怪我の予防の対策を取っておくことで、悪化を防ぐことができます。

柔軟な指と体を作るストレッチ

突きをするときに突き指になることが多い空手では、指のストレッチは欠かせません。指を反対側にそらせるだけという簡単なストレッチですが、突き指をする確率をグンと低くすることができます。

また腰の筋肉が硬いと腰を痛めてしまいますし、肩の筋肉が硬ければ肩を脱臼することも。練習前や試合前には必ずストレッチをおこない、全身の柔軟性を高めると、必要のない怪我を予防できます。

筋力を上げる筋トレを積極的に取り入れる

筋肉は外部の刺激を和らげてくれる働きがあるので、しっかり筋肉がついた空手家は怪我をしにくいといわれています。怪我の予防のためにも筋トレをおこなうことをおすすめします。

国際空手道連盟極真会館のデータによると、空手の試合で怪我をしたうちの34%が相手の蹴りを受けたときに怪我をしたとあります。とくに腹部や太もも、腕などは、怪我しやすいので日頃の筋トレで強くしておきましょう。

防具で怪我から守る

空手の練習で防具をつけないでやると、怪我のリスクが高まります。とくに直接打撃制を採用しているフルコンタクト空手の場合は、練習での防具着用をきちんとしないと、必要のない怪我をしてしまうことも。

また骨の成長期にある小学生や中学生には、足首をホールドするアンクルガードを着けて試合や練習に臨むことが大事になります。

クーリングダウンをして筋肉を冷却する

空手をしたあと身体の各部位に負荷や衝撃が残り、さまざまな障害の原因になります。アイシングやウォーキング、ストレッチなどでクーリングダウンをすることによって、傷ついた筋繊維のケアや溜まった乳酸の軽減につながり、次の練習や試合での怪我を予防できます。

空手の怪我の対処法

万が一骨折をした場合は、安静にして氷嚢などで患部を冷やし、腫れを抑えるために心臓よりも高い位置に上げます。あて木をして包帯などで固定し、すぐに医療機関へ行きましょう。打撲や捻挫の場合も同様に処置をしてください。

靭帯損傷や肉離れ、関節の損傷などは、すぐにアイシングをして患部を冷やし、安静にして医療機関へ行きましょう。どの怪我でも最初の応急処置が治療期間や後遺症などに大きく左右するので、しっかりとおこなってください。