弓道で起こりうる怪我とは?事前に防ぐ方法やすぐに使える対処法も。

記事の著者:Siena編集部

弓道は集中力、持続力を必要とし、年齢問わず幅広い層の人ができる競技です。矢を払ったときの擦り傷や打撲を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?

弓道は、1つ間違えると大怪我をすることにつながるため、練習や競技をおこなうときには細心の注意を払い、ルールやマナーを守ることを心がけましょう。

弓道のトラブルで負うケガとは

弓道を始めた初心者に多いケガは、離れという矢を放つ動作をするときに、顔・腕を払うことによって負う怪我です。弦が左腕や右頬を打つことで痛みが生じ内出血になり、何度も同じ箇所を打つと出血の恐れがあるため、細心の注意を払っておこなう必要があります。

耳を打つ人も多く、かすめるぐらいだとあまり痛みはでませんが、根元から打つと激痛が走り、ひどい時は耳がちぎれるケースもあります。矢で起こるケガは摩擦・擦りむきによる擦過傷が原因で、弓を持っている手の指を矢で擦ることで起こる怪我です。

弓を引くときに、上半身の筋肉や関節を酷使して肘や肩に多大な負担を掛けるため、ケアを怠るとしばらく痛みが続きます。

身体を鍛えることでできる予防法

スポーツをする上でケガは避けられませんが、練習後のカラダを十分に休ませることで柔らかい筋肉がつくため、疲労を回復しやすくなりケガの予防になります。弓道は、脊柱・体幹を鍛えることで足腰が丈夫になり姿勢が良くなるため、ケガの予防や老化防止の効果も。

また運動前のストレッチは、筋肉をほぐして柔軟性を高めることで、カラダに掛かる負担を軽減させる効果があるため、スポーツをする前には必ずおこなうようにしましょう。

実際に弓を打つときに、型がキッチリしていないと、離れをおこなうときに弦でカラダを払う可能性が高くなります。鏡などで自身の姿を確認しながら、正しい姿勢を癖付けるようにしましょう。

練習や競技で起こる熱中症の予防

弓道は、道着を着ておこなうため体温が高くなるので熱中症の恐れがあり、夏の日差しがきつい日中などはとくに注意が必要です。冷たいお茶、水を摂取することで予防ができると思われていますが、お茶はカフェインを含んでおり、尿意を促すので逆効果となるためなるべく水を飲むようにしましょう。

水を飲むことで汗の量が増えて体内から塩分が排出されるので、熱中症になりやすく危険な状態になります。水分補給をするときに、ミネラル分を含んでいるスポーツドリンクを摂取する人が多いですが、炭酸水には、カルシウム・ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれているため、熱中症の予防ができ、体幹を鍛える効果もあります。炭酸水以外にも栄養のバランスが良い食事を摂りましょう。

弓道でケガを負ったときの対処法

おもに、擦過傷が多いので水道水で砂・土・埃などをきちんと洗い流して、すぐに化膿を防止しましょう。消毒液では完全に滅菌することができないので、すぐに専門家を呼んで対処をしてもらうのが最適な方法です。

弓道は肘を傷めやすいため肘に痛みがでたときは、筋肉が硬直している可能性が高いので、浴室などで身体をあたためてから揉むなどをして、少しずつほぐすことで痛みを和らげることができます。ケガを負った場合にはどのような症状でも軽視せずに、適切な対処をすることが重要となります。