ダンスの最中にしてしまう怪我とは?未然に防ぐために気をつけるべきことも。

記事の著者:Siena編集部

ダンスは足に力が入るスポーツなので、足の怪我が多くみられます。裸足で踊るダンスの場合は擦り傷が絶えませんし、痛みもあまりなく、軽い傷だと思って放っておくと大きな怪我に繋がってしまう可能性もあります。

憧れの職業でもあるダンサーですが、毎日のレッスンに追われ、怪我を放置してしまうこともしばしば。定期的に健診をしておけば、症状が軽いうちに治療ができるので、ダンスで起こりうる怪我の種類と怪我別の対処法を知っておくと便利です。

ダンスで起こりうる怪我の種類

ダンスは床に沿って足を移動させたり滑らせたりする行動が多いので、足を擦り剥いてしまう擦過傷になる人が多いのが特徴。皮膚が剥けてしまうので大変な痛みを伴います。

また若いダンサーによく起こる骨端炎は、かかとの骨が原因の病気。かかとは骨を成長させる部分で、成長痛の現れる時期の子供がダンスで足を酷使するとなりやすい病気です。またダンスで関節を過度に使いすぎたり引き伸ばしたりすると、関節炎になってしまうことも。ダンスをしたあとに最も痛みが強くなり、関節運動を制限しなければなりません。

ほかにも、足の指がハンマーの先のように曲がり、圧迫されて赤く腫れ上がったり皮膚が硬くなるハンマートウという症状になることもあります。

ダンスで起こる怪我の予防法

ダンサーが怪我をしないようにするには、日頃のケアが最も大切になります。毎日のストレッチをしっかりとおこない、決まった時間に食事をとり、決まった時間に睡眠をとるといった基本的なことが怪我の予防につながるのです。

身体が疲れてきたときは思い切って休養をとる

ダンサーが身体に疲れを感じることはとても重要です。頭痛や食欲減退、月経が止まるなどの症状が現れている場合は疲れている証拠です。

そんなときは我慢すると怪我の原因やうつ状態になることもあるので、思い切って心身を休めましょう。気持ちをリフレッシュさせ、疲れを溜め込まないようにしてください。

ストレッチをして身体の柔軟性を養う

ダンスは柔軟な身体が要求されるので、ストレッチはとても大切。身体が柔軟だと怪我をする確率が低くなります。ダンスは足だけで踊るのではなく全身を使うので、全身が柔軟でなければいけません。

怪我の予防はまず骨から

ダンスをする人にとって重要な栄養素の1つがカルシウムです。人間の身体の土台を司るカルシウムは、骨を丈夫にするだけでなく精神を落ち着かせる働きもある万能な栄養素です。カルシウムを多く含む食品としては、牛乳・チーズ・小魚・豆類・海藻類などがあげられます。

なかでもパルメザンチーズや脱脂粉乳には牛乳の約10倍、干しえびに関しては約70倍のカルシウムが含まれています。丈夫な骨は怪我の最大の防備になるので、毎日カルシウムを摂りましょう。

バランスのとれた食生活をする

ダンサーが重視すべきもう1つの怪我を予防する方法は、栄養のバランスがとれた食事です。先ほどのカルシウムも欠かせない食材の1つですが、ほかにもビタミンやミネラル、タンパク質などが不足していると十分な動きができなくなって怪我をすることもあります。

朝・昼・夜の3度の食事はもちろん、試合前や試合後の食事にも配慮をしてください。試合前の前夜は脂っこいものは控えたり、試合2~3時間前は軽めの食事を摂って、試合後はしっかりした食事で疲労を回復させましょう。栄養が摂れて疲労回復につながり、怪我の予防になります。

ダンサーが捻挫したときの対処法

もしも練習中または試合中に捻挫をした場合は、バケツに氷水を入れておいて足を入れて冷やすアイスバケツが1番おすすめです。最初は冷たすぎて痛い感覚がありますが、徐々に痛みが麻痺するので、15分間足を入れておきます。

足以外の部分は氷嚢で炎症を抑えるので、試合のときにはバケツと氷嚢は持ち歩くことがおすすめ。足を冷やすのは怪我だけではなく、疲れた足をケアする手段としても良い方法です。冷やした部分の筋肉の血行をスムーズにしてくれるので、次のパフォーマンスの向上にもつながります。