BMXで起こりうる怪我とは?事前に防ぐ方法や対処法など。

記事の著者:Siena編集部

BMXとは、Bicycle Motocrossの略で、 1970年代にカリフォルニア州の子どもたちが、自転車でオートバイのモトクロスをまねて遊んだのが発祥といわれています。街のなかにあるさまざまなものを使ってトリックをおこないますが、ダイナミックでかっこいい反面怪我がつきもの。

初心者がいきなりトリックなどの技に挑戦すると、怪我をしてしまったり、周りの人に怪我をさせてしまう場合があります。自分も相手も怪我をしないために、どのような怪我をしやすいのかを知っておくことが大切。

BMXは全身怪我をする可能性がある

BMXでする怪我で1番多いのは、足首や手首の捻挫や肘や膝の挫傷です。適切な準備運動をおこなわずに身体が暖まっていない状態でやってしまうと、怪我をしやすくなってしまいます。とくに手首や足首は念入りに準備運動をやることが大事。

ヘルメットをつけないで練習をすると、頭を打ったときに命の危険性もでてきます。転びかたによって怪我の程度や部位も違ってきますが、全身に怪我する場合があると頭に入れながら練習することが重要です。

BMXで怪我をしないためにすべきこと

BMXをするときは、怪我をすることが前提だと考えましょう。いつ怪我をしても慌てずに対処できるように日頃から備えておくことが大切です。

自分ができる範囲のライティングをする

ノーマルエアができない人がノーフットの練習をすれば、怪我をする確率が高くなります。自分がどこまでできるのかを理解したうえで練習をやっていくことが大切。やってみたいという願望はあると思いますが、いきなり難しい技に挑戦することは命の危険もあるということを覚えておきましょう。

準備運動や整理体操をきちんとおこなう

スポーツをやるときは、ストレッチや準備運動をやってからおこなうのが当たり前。しかしBMXの場合は、スポーツというより娯楽といった感覚を持っている人も少なからずいます。スポーツという認識がないので、準備運動やストレッチをやらずにいきなり練習する人もいるはず。

ですが、BMXは立派なスポーツです。きちんと準備運動をして硬くなっている体をほぐし、ある程度体が暖まってからやりましょう。とくに手首や足首は捻挫しやすいので十分にほぐしたほうが良いでしょう。

適切なプロテクターを着ける

BMXはスピードが出やすいスポーツなので、着けるプロテクターにはたくさんの種類があります。ヘルメット・グローブ・エルボーパット(肘当て)・ニーパット(膝当て)・ブレストガード(胸当て)・シンガード(すね当て)など、ほぼ全身のガードができるものです。ほかにもフルフェイスのヘルメットにはチンガードが付いていて、あごの骨折や歯の損傷から守ります。BMXをやるときは必ずプロテクターを装着しましょう。

怪我をしない体づくりをする

怪我をしないために食事や日頃の筋トレなども取り入れることが大事。BMXは筋力を必要としますので、日頃の筋トレで筋力をつけることによって怪我を予防することができます。また、ヨガなどを取り入れて体の柔軟性を養っていくことも大切です。食事は栄養バランスの整ったきちんとした食生活をすることで怪我の予防にもなり、体の調子も整えてくれます。

BMXで怪我をしたときの対処法

BMXで怪我をしたときに医療機関に行くまでのあいだで、怪我を悪化させないようにしなければなりません。まず、痛みの少ない姿勢を保って患部を固定もしくは保護します。万が一脱臼した場合は、患部を動かないように固定し、冷却(アイスパックなど)しましょう。

とくにBMXに多く起こる捻挫や打撲、靭帯損傷などには「RICE(ライス)処置」を施すことが重要です。RICE(ライス)処置とはRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとったものです。

まず、怪我の部分を動かさずに患部を氷で冷やします。そして大切なのは、患部をテーピングなどで圧迫するように巻き、患部を心臓より高い位置にすること。巻き終わったら、枕衣類などなんでもいいので、患部をその上に乗せて医療機関に連れて行きます。

スポーツには怪我は付き物なので、こういった対処法を覚えておくと怪我の悪化を防ぐことができるでしょう。