水泳で疲れる原因とは?クールダウンと入浴をしっかりして、疲労を解消しよう。

記事の著者:Siena編集部

水泳は、ダイエットや体力の向上に効果的なスポーツ。痩せたいと思って泳いでいるという人も多いはず。

ジムなどにもプールの設備ができ、手軽に泳ぐことができるようになった一方で、疲れに悩まされている人も多くいます。

水泳をしたあと体がだるくてしんどい、という状態になってしまっては、長続きしないだけでなく日常生活にも支障をきたしてしまいます。疲れないように泳ぐコツと、疲れた場合でも効率よく疲労を解消するポイントを知って、楽しく水泳を取り組んでみましょう。

水泳で疲れる原因は、水の密度の高さ

水の密度は、空気の800倍近くあります。同じ動作をする際でも、陸上よりも約19倍の抵抗があるので疲れやすいのは当然のこと。フォームや力の加減を意識して、疲れないように体を動かしましょう。

正しいフォームを心がける

水泳選手を目指しているか目指していないかは別として、正しいフォームを身に着けることは大切です。水の密度が非常に高いことから、間違ったフォームで泳ぐと抵抗が強くなり、体に負担がかかることにつながります。

負担が増えるということはそれだけ体が疲れることでもあるので、どの種目でも正しいフォームを身に着けることが重要なのです。

フォームをほかの水泳仲間にチェックしてもらったり、動画を撮って自分で復習することを心がけましょう。

バタ足に力を入れすぎない

早く泳ごうとすると、バタ足を頑張りたくなりますが、この動作は実はあまり意味がないことが最近の研究で分かりました。筑波大学と東京工業大学の研究チームが生体工学専門誌のジャーナル・オブ・バイオメカニクスに掲載した論文によれば、

秒速1,1メートル(100メートルのタイムで90秒91に相当)の低速ではバタ足は推進力になっているものの、秒速1,3メートルを超えると足の動きが水の流れを妨げ、抵抗は速度の3乗に比例して大きくなっていた。

としていて、抵抗が増えればそれほど体への負担が増加するといったこともあり、バタ足に力を入れ過ぎないことが重要と言えます。

体を水平に保つことが大切

初心者は、息継ぎをするために上半身が上に向かって傾きがちです。この状態では足が下がり、泳ごうとしても体を浮かすことに力が働いて前に進めません。

それでも進もうと無理に泳ぐため、余計に疲れてしまうのです。人間の体は基本的には浮くようにできているので、泳ぐ際は無理な姿勢は取らずに水平に保つように意識しましょう。

目線は基本的に下を見ることを意識する

水泳では、基本的に目線を下に向けることが大切。前方は全く見ないということではなく、たまに確認して壁との距離を確認する程度にしましょう。首や肩、さらには肩甲骨に余計な負担がかからず、楽に泳ぐことができます。

もちろんバタフライや平泳ぎ、背泳ぎのような泳ぎをする場合は例外です。クロールをする際に取り入れるようにしてみましょう。

泳いだあとの疲れはどのように解消する?

いくらフォームや目線を意識しても、やはり運動をすると疲れてしまうものです。疲労の対処法を知り、疲れを体に溜めないようにしましょう。

泳いだあとに疲労を解消するには、クールダウンをすることと、湯船に浸かることが大切。

泳いでいる最中は、体は通常よりも熱を発しています。水が冷たいので、人体を守るために体が熱を発し、体温を上げようとしているのです。これによって、通常よりも熱を発揮したまま運動を終えた場合は体には大きな負担がかかります。

水泳を終える際は、最後にゆっくり泳いだり水中歩行をしたりして、クールダウンに努めましょう。こうすることで急激な体温の変化や外気との差を小さくして、体の負担を小さくします。

水泳後に、自宅で湯船にゆっくり浸かる習慣も重要です。泳いだあとの体には疲労物質である乳酸が溜まっています。入浴をして、血管を拡張させることによって、血行の促進させ乳酸を排出させましょう。

お湯で体を温めることで筋肉が柔らかくなり、体への負担も取り除かれてリラックスすることも可能です。自分の好きな入浴剤やアロマを取り入れて、さらに楽しんでみるのもおすすめ。