指ヨガとは?リラックスできるだけでなく、体の不調にも効果あり。

記事の著者:Siena編集部

体に何かしらの不調を持っている人は多く、代表的なものが肩こりや腰痛、頭痛など。老若男女問わず、多くの人が症状に悩んでいます。また女性の場合は、ホルモンの関係で自律神経が乱れやすく、冷え性やむくみ、便秘、またイライラしやすかったりストレスを抱えやすいことも。そのようなときに、いつでもどこでも気軽におこなえる指ヨガがおすすめ。手や指を動かして体の各部位にアプローチしていく刺激を与えることで、体の不調を改善していく効果が期待できます。

指ヨガとは一体どんな効果が得られ、どのようにおこないうものなのでしょうか?

指ヨガで得られる効果や方法の前に、まずは指ヨガとはどういうものなのかを詳しく知ってみましょう。

指ヨガとは?

指ヨガとは、手のひらや甲、指を揉んだり、刺激したりすることで脳のストレスを緩和させ、心と体のバランスを整えるヨガのこと。体に起こる不調の改善をしていく効果が期待できます。

ヨガ指導者の龍村修さんが、高麗手指鍼の相関図をもとに、30年のヨガ経験で培った実績と融合させて編み出した指ヨガ。東洋医学では手・足・耳というひとまとまりの場所や部分には身体全身の情報があると言われており、慢性的な体の不調である肩コリや腰痛、頭痛、ストレスなどに効果的です。

通常の体を動かしておこなうヨガとは異なり、手のひらや指だけを使っておこなうものなので、空いた時間に気軽におこなえるのがメリット。場所や時間関係なくおこなえるため、仕事や家事、育児で忙しい人たちにおすすめです。

指ヨガで得られる効果

指ヨガをおこなうことで、リラックスといった心への効果はもちろん、体にも良い効果が得られます。また、女性に嬉しい美容効果も。一体どのようなものがあるのでしょうか?

心への効果

指ヨガは、深い腹式呼吸とともにおこないます。自律神経を整えるのに役立つ呼吸は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやオキシトシンなどの分泌を活発にするため、心身ともにリラックスすることが可能。それに加えて、指を反らしたり手を動かしたりすることで、よりリラックス効果を高めることができます。ここでのポイントは、息を吐くときを意識することです。

イライラやストレス、不安感を和らげてくれるのはもちろん、体の緊張がほぐれリラックス状態になることで、不眠などの改善効果も期待できます。

体への効果

指ヨガをおこなうことで、血行促進による冷えやむくみ、便秘、体のコリといった不調を解消、疲労回復、脳の活性化など全身のさまざまな部位に効果が得られます。

指先は心臓から遠く、血管も細いため血流が悪くなりやすい部位。動かすことで血の巡り良くすることができるため、冷え性の改善に効果的。血流がよくなることで、老廃物が排出されやすくなるため、むくみや肩コリを解消することも可能。

また、不調に合わせて指や手のツボを刺激していくことで、それぞれの症状を改善していくことも。便秘の解消や内臓機能の向上といった効果も得られます。

指ヨガで手や指をほぐすと、脳神経を刺激することができるため、細胞が活性化されていきます。すっきりとリフレッシュできるのはもちろん、忘れものの予防にも効果的。

美容効果

指ヨガでも、体を使っておこなうヨガと同様に美容効果を期待することもできます。手指を刺激して血流が良くなることで、新陳代謝が上がり、肌のターンオーバーが正常に機能します。くすみや感想、ニキビなどといった肌の不調を改善していくことができるので、美肌の効果が期待できます。

また、新陳代謝が上がると脂肪が燃焼されやすくなるというメリットもあります。痩せやすく太りにくい体を目指すことも可能です。

そして、指ヨガでも骨格筋や関節の柔軟性を上げる効果が期待できるため、骨のゆがみを整えていくことも。筋肉の緊張も同時に緩和していき、コリなども改善されていくことで、姿勢が良くなるという効果も。活き活きとしたスタイルを手に入れることもできるのです。

体の悩み別におこなう指ヨガ

指ヨガをおこなうときのポイントは、息を吐くときに押す力を強め、吸うときに弱めること。入浴後など、体が温まっている状態が望ましいですが、基本的には場所や時間を問わずおこなって問題ありません。少し痛くて気持ち良い程度の力で揉みましょう。

肩こり

人差し指と薬指を反らしたり、くるくると回したりして刺激を与えていきましょう。また付け根あたり、関節の内側と外側、指と指のあいだを適度な力で揉み、ほぐすことも効果的です。両手おこなっても、片手だけでもどちらでも構いません。

冷え・むくみ

手のひらを合わせ、指を絡めるようにしながら全体をすり合わせて手を温めていきます。脚の冷えなら親指と小指全体を手のひら側からこすっていきましょう。気になる部分に当てはまる手指の部位を刺激することで、その部位に効果的に働きます。

うっすらとこする部位に赤みがでるまでおこない、親指と小指全体を手の甲側から再びこすり、重点的に血行を良くしていきましょう。両手おこなうのが望ましいですが、片手だけでも効果があります。

イライラ・不眠

中指を回し、刺激を与えます。その後、息を吐きながら10秒ほどかけて、へそのポイントである手のひらの中央部分、中指を軽く折り曲げたときに指先が手のひらに当たる箇所ををゆっくりと押していきましょう。その後、丹田にあたる部分を刺激します。へそのポイントから約1.5cmほど下の部分を、同じように息を吐きながら10秒ほどかけて押していきましょう。