現在、身体の健康維持やリラックスのためにヨガを取り入れている人が増えています。体調改善を期待して、ヨガを始めてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
ヨガの種類は大変多く、瞑想を中心に呼吸をおこなうものから、激しいポーズの多いものまで運動量や内容も様々あります。自分の目的に合わせて、選んでおこなうことができるのはヨガの魅力といえるでしょう。
そこで今回は、まだあまり馴染みのない寝ヨガについて紹介します。
寝ヨガとは
寝ヨガとは言葉通り、寝たままの姿勢でおこなうヨガのことです。寝る前や起きてからベッドや布団、マットの上で寝たままでおこなうことができます。
ポーズの内容は一般的なヨガのポーズが多いですが、そのなかで寝た姿勢でおこなうポーズをとっていきます。
寝ヨガの効果的な方法
寝ヨガはリラックスしている状態の時におこなうのが好ましいため、寝る前や起きてすぐ、リラックスした状態でヨガがおこなえます。
呼吸を意識する
一般的なヨガでもいわれることですが、ヨガでは呼吸法とともにポーズをとっていきます。呼吸法にはおもに腹式呼吸と胸式呼吸があり、呼吸をしっかりと意識しながらポーズをとることで身体に与える効果がさらに上がります。
寝ヨガでは腹式呼吸を意識しておこなってみてください。
おこなうタイミング
これはすべてのヨガにいえることですが、ヨガはできれば空腹時におこなうようにしてください。食事をして胃に食物が入っている状態では、身体はその食べ物を消化しようと消化機能が活性化し、血液が消化器官に多く使われてしまいます。
この状態でヨガをしても十分にエネルギーが得られず効果はあまりみられません。
また、身体をねじったり、うつ伏せになったり体勢によっては気分が悪くなることもあるため注意が必要です。
寝ヨガの効果
寝ヨガではどんな効果が期待できるのでしょうか。
痩せやすい身体づくり
寝ヨガにはねじるポーズが豊富です。普段使えない筋肉、骨を使うことで日常生活の癖でついてしまった身体の歪みを取り除くことにつながっていきます。
身体は歪んでしまうとその部分に脂肪が付き始め、そのため身体が歪んだまま運動しても筋肉が上手く使えず脂肪も燃えません。結果、脂肪の燃えない痩せにくい身体になってしまうのです。
そこで、寝ヨガで身体の歪みを改善し、本来の身体の位置を取り戻すことで、筋肉をしっかりと使えて脂肪が燃える痩せやすい身体が得られるでしょう。
ストレスの軽減
現代はストレス社会とも呼ばれ、ストレスを感じている人が多くいます。忙しい毎日のなかで溜まっていく疲れやストレスを少しでも減らしていきたいものです。
ヨガでおこなうゆったりとした深い呼吸はリラックス効果があります。寝ヨガでは腹式呼吸を意識。1日の終りと始まりに寝ヨガを取り入れることで、リラックスして穏やかな心と身体を手に入れることができます。
いかがでしたでしょうか。寝ヨガには心や身体に様々な効果をもたらしてくれます。自分に必要な効果を見つけて、生活に寝ヨガを取り入れてみてください。