体の中心ともいわれる仙骨とは?温めて体の不調を解消しよう。

記事の著者:Siena編集部

体の中心にある骨盤は、仙骨と腸骨と仙腸関節から成り立っています。とりわけ、仙骨には神経が集中しており、体の要といっても過言ではないほど。

仙骨という骨の近くには腹大動脈という太い血管が通っており、そのほかにもさまざまな血管が通っています。つまり、この仙骨を温めれば、体中の血行をよくすることが可能です。

また、神経の通り道でもあるため、温めるとリラックス時に活発になる副交感神経が活性化され、ストレスなどにより偏った自律神経を安定させることもできます。

仙骨を温めるメリットとは?

仙骨を温めるメリットとして、体温が上がって太りにくい体質を作れる、免疫力が上がり婦人系疾患の予防にもなる、ホルモンの分泌により美肌が期待できるなどがあげられます。

副交感神経である骨盤内臓神経が通っており、仙骨を温めれば効率よく内臓をよく温めることも可能。内臓を温めることにより血流を良くし、代謝を上げて、太りにくい体質を作ることができるのです。

また、仙骨の副交感神経は、卵巣、子宮、卵管、膀胱も支配しており、温めることにより、多くの栄養や酵素がより効率的に運ばれ、神経が整えられ、免疫力が上がり、とくに生理痛や生理不順、膀胱炎の予防に役立つでしょう。

分泌されるホルモンとして、エストロゲンを促進させる作用があります。これは、身体の炎症を抑える女性ホルモンなので、肌荒れ解消に効果の期待も。女性にうれしい美肌ホルモンと言えます。

仙骨はお尻の上に

仙骨は、お尻の割れ目の上辺り、腰椎と呼ばれる背骨の最下部のすぐ下にあります。お尻の出っ張りのすぐ上にある逆三角形の形をした、手の平ほどの大きさの骨です。

腹大動脈からの多数の血管が通り、最長最太の神経、坐骨神経が走っており、骨格、血流、ツボの3点においてとても重要な場所。腹部と比べ脂肪が少ないので、子宮や内臓を温め易いのが特徴です。昔から女性の身体には冷えが良くないと言われ、病気や体調不良の原因となっていますが、ここを温めることによって効果的に改善されるでしょう。

効果的に仙骨を温める方法

身体を温めることは代謝を上げるために必要なことですが、仙骨を効果的に温めるコツは、ピンポイントで温めること。少し熱めのシャワーをお尻の少し上方から30秒間かけましょう。血流改善、神経を整えるのに一番いい方法です。

じっくりゆっくり温める方法として、カイロや温熱シートを貼る方法があります。時間や場所にとらわれず、仕事や作業中にもできて便利。腹巻などで覆うのも効果的でしょう。疲れや肩こりに悩んでいる人はこの方法がおすすめです。

身体を温め、継続させる方法としては、筋トレで筋肉量を増やすことがおすすめです。腹筋や背筋を鍛えるだけで、仙骨付近の筋肉が温められるので、2、3種類のマシンを利用してトレーニングするといいでしょう。

スポーツジムによって違いますが、腹筋のマシンとしてアブクラッシャーやアブドミナルクランチなどがあります。どちらも腹筋を意識して、お腹をつぶすように力を入れておこないましょう。もちろん、呼吸をしながら、ゆっくりと、時間をかけておこなうこともお忘れなく。