筋トレと頭痛の関係。空腹や水分不足、長時間の運動に注意。

記事の著者:Siena編集部

筋トレに励む気持ちがあるのにトレーニングをおこなうと、決まって頭痛を起こす人がいます。筋トレと頭痛ににはどのような関係性があるのでしょうか。

運動を頑張りたいという気持ちはとても素晴らしいこと。しかし、運動によって健康を損なってしまっては、元も子もありません。頭痛が起きたときは、無理をしないようにしましょう。

頭痛には深刻な病気が隠れていることもあります。心配な人はまず専門医に診断を受けましょう。

筋トレで頭痛が起こる原因とは?

筋トレで頭痛が起きやすい人には、もともと頭痛が起きやすい体質の人、姿勢の悪い人、普段運動をしない人、過度の運動をする人などがあげられます。原因としては、脳内の血管が拡張してしまうこと、脳細胞が酸素不足になること、急激な血圧の上昇、体内の水分不足などさまざま。

急に筋トレを始めると、動脈と脳内の血管も広がるので、血管の周囲の神経を刺激し、頭痛になる可能性があります。また負荷をかけすぎて、息を止めて筋トレをすると、無呼吸から酸欠になり、酸素を取り入れようとして血管が広がってしまうことも。さらに急激に血圧を上げてしまうので、脳内に水が溜まって、脳圧が上昇し頭痛が起きることがあります。

運動中は汗がたくさん出ます。脱水症状が進むと、脳内に血液がうまく回らなくなり、熱中症のような頭痛を起こす危険性が高まるでしょう。これは食事を抜いたときも同様で、低血糖、体内のミネラル分の低下により、脳内に血液が回らなくなり、頭痛の原因になります。

自分にあったトレーニング時間を意識

トレーニングの前に、何も食べたり飲んだりしていないと、水分不足や血糖値の減少、エネルギー不足により頭痛が起こることがあります。必ず何か口にしておきましょう。

ただし、食べた直後に激しい動きをすると、本来消化のために働く血液の流れが妨げられ、消化器官に悪影響を及ぼします。消化に良い食べ物でも、30分以上時間を空けてから身体を動かすのが理想的です。

筋トレをおこなう前に、ウォーミングアップをしっかりとおこなっていますか。急激な血管の広がりや血圧の上昇を防ぐことが可能。身体の柔軟性を高めることによって、筋肉痛や体調不良も防ぐことができます。筋トレ後のストレッチも忘れずにおこないましょう。クールダウンすることによって、頭痛が防げるだけでなく、筋肉疲労も和らげてくれます。

トレーニングの時間が長めの人は、時間を短くしたり、休憩を適度にとり、様子をみることがおすすめ。短縮したことで、頭痛が止まったのであれば無理をしすぎている可能性があります。どれくらい続けると頭痛が起こりやすくなるかなど、こまめにメモを取ってみましょう。時間だけでなく、自分の頭痛状況は記録をつけるとわかりやすいです。病院を受診することになっても、医師に説明がしやすくなります。

また、適度な負荷、ゆっくりと呼吸をしながらおこなうことも大切。健康のための筋トレが目的なら、無呼吸で歯を食いしばるのは逆効果。筋肉の奥にあるインナーマッスルを鍛えることに心がけましょう。

頭痛が起きたときの対処法

脱水症状が原因で頭痛が起こっていることも考えられます。十分に水分補給をし、しっかり休息を取りましょう。呼吸を意識的に増やし、ゆっくりとストレッチによるクールダウンをおこないます。

そのとき、冷たい飲み物はさらに身体に負担がかかり危険。冷たいものを摂取すると、血液が冷たいものの消化活動に集中しやすく、血流が悪くなってしまいます。できるだけ常温か暖かいものを取りましょう。アイスなどの食べ物も同様です。

運動をおこなったことにより血管が膨張し、それが刺激となって頭痛を感じている可能性も。カフェインには、血管を収縮させる効果があります。市販の頭痛薬にもカフェインが含まれているものは多いのは、このカフェインの作用を利用するためです。

カフェインが含まれるコーヒーや緑茶などを摂取しましょう。また、栄養ドリンクには、コーヒーよりさらにカフェインがたくさん含まれているものがあるのでおすすめ。

それでも治らないときは、頭痛薬を服用すると良いでしょう。頭痛が起こりやすい人は、頭痛薬を服用してから筋トレをおこなってもいいかもしれません。長引くときは医師の診察を受けてください。

1人で我慢して筋トレをおこなっても効果がありません。周囲の人に相談しながら、体調に十分気をつけておこなうことが重要です。