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管理栄養士が教える!吐き気がする時におすすめの食べ物7選

管理栄養士ともえ
記事の著者:管理栄養士ともえ

誰もが経験したことのある吐き気。吐き気の原因はいくつかあります。

胃腸の不調、食中毒、乗り物酔い、つわり、アレルギー、また脳梗塞などの疾患によるものなどです。

吐き気があるときは、無理に食べたり飲んだりする必要はありません。食べられる状態に回復してきたら、食べやすいものから少しずつ、または数回に分けてエネルギーを補給していきましょう。

ポイントとしては、「消化に良い食事」と「においの気にならない食事」です。胃腸を刺激するような香辛料、高脂質・高塩分の食品は控えましょう。

今回は、吐き気がする時におすすめの食べ物を7つ紹介します。

お粥

消化に良い食事の代表ともいえるお粥。身体のエネルギーとして効率的に働く糖が、消化吸収しやすい形に調理されています。また、水分を多く含むので、たくさん食事をとることができないときにはおすすめです。

アレンジとして、卵がゆをおすすめします。卵は、お粥だけでは不足しがちなたんぱく質を豊富に含みます。お粥の上に割り入れて、さっと混ぜるだけで簡単なうえ、白と黄色で色味も明るくなり、見た目からも食欲がわきやすくなります。

スープ

消化に良い食事を作るには、食材をぐつぐつと煮込んで、やわらかく火を通してあげることが大切です。中でもスープは万能。

好きな味付けのスープに野菜や肉団子などを入れてやわらかく煮込むことで、生で食べるよりも消化しやすくなります。できるだけいろいろな食材を少しずつ入れることで栄養価も高くなります。

冷やしそうめん・冷やしうどん

吐き気があるときは、においに敏感になることがあります。

湯気の立つような温かいお料理には抵抗がある場合は、メインの料理を冷たい状態にしてみましょう。

においが薄れ、また冷たいそうめんやうどんはスッキリして食べやすいです。

アイスクリーム、ゼリーやプリン

食欲がなかなか出ず、食事をとる気になれないときは、アイスクリーム、お好みのフルーツゼリーやプリンなど、つるっと口に入れやすいものを試してみましょう。

すりりんご、果物や野菜のジュース

栄養価の高いフルーツを、口に入れやすいようミキサーにかけたり、すりおろしたりして流動的にしてみましょう。

またさっぱりと冷たくすることで、においが気になりにくくなります。

おにぎりやサンドイッチ


食べられるようになったときに、すぐに口にできるような食事を準備しておきましょう。

手軽につまめて便利なうえ、おかずが一緒に入ったおにぎりやサンドイッチは、栄養バランスが大きく偏らないためおすすめです。

酢の物やレモン和え

食欲をそそるものとしては、酢やかんきつ類など酸味のあるものをおすすめします。

料理の最後にレモン汁をかけたり、梅干しをのせるだけでもあっさりとした口当たりになります。

ご飯を酢飯にして一口サイズにしてみたり、おかずにかけるしょうゆをポン酢にかえてみたりすると、さっぱりして食べやすいでしょう。

嘔吐をしてしまった後には?

吐いてしまった場合の対策としては、水分不足やミネラルバランスの崩れを起こしやすいため、水分や電解質をしっかりと補給しましょう。

ナトリウムやカリウムを含む、スポーツドリンクなどのイオン飲料がおすすめで、こまめに少しずつ補給することがポイントです。

この記事の執筆者・監修者

管理栄養士ともえ

管理栄養士ともえ

2016年3月に大学を卒業後、急性期総合病院で管理栄養士として勤務。エネルギー制限、たんぱく質制限、脂質制限、塩分制限などのメニュー作成や、患者への個別・集団食事指導を行っている。お年寄りが食べやすい食事や、生活習慣病予防のためのダイエットの食事指導について、出版を目標に勉強中。Instagram:ともえ 管理栄養士