肩こりが原因で頭痛に。血流を促進し、症状を改善するツボも紹介。

記事の著者:Siena編集部

普段からひどい頭痛で悩んでいる人も多いはず。その痛みは肩こりが原因かもしれません。肩こりが慢性化したままでは、いつまで経っても頭痛が改善されないこともあります。

肩こりは、肩まわりの筋肉が極度に緊張した状態です。首の動脈が圧迫され、血流が悪化すると脳へ十分な血液が届かず、酸素不足になってしまうために頭痛が発生してしまう場合もあります。

主な症状としては、頭がしめつけられるような痛みや後頭部が重くなる痛みが特徴。頭痛のほかにも、めまいやふらつき、吐き気を伴うこともあります。症状の緩和には、軽い運動やツボ押しが有効。とくにツボの場所を覚えておくと、症状を感じたときすぐに対処できるので便利です。

肩がこる原因とは?

頭痛の原因となっている肩こり。姿勢や運動不足など、さまざまな要因が関係しています。

姿勢の悪さ

姿勢が悪い状態が続くと、体のバランスが崩れてしまいます。悪い姿勢のままパソコン作業などを長時間続けてしまうと、片方の肩に負担がかかってしまい、肩こりの原因に。

運動不足

運動不足の状態が続くと筋肉を使う機会が減ってしまい、良い姿勢を保つことが難しくなります。その結果、日常生活でも姿勢が悪くなり、慢性的な肩こりにつながってしまうのです。筋肉が硬くなってしまうこと自体が、肩こりを引き起こす場合もあります。

歯の噛み合わせ

噛み合わせが悪いと、あご周りや首の筋肉に余計な負担がかかって緊張状態になり、首や肩にかけて広がることで肩こりに。

無意識に片方のあごを使って噛むことが続くと、左右のバランスが崩れてあごの位置がずれてしまいます。頭と首の位置のずれを戻そうとして首の筋肉が緊張することも、原因の1つ。

眼精疲労

目を使いすぎると、目の周りやこめかみ近くの筋肉に疲れが溜まります。蓄積すると首や肩の筋肉にまで影響が及ぶと肩こりになるので、定期的なケアが大切です。

ストレス

不安や緊張といったストレスによって代謝や血の巡りが悪くなると、栄養や酸素が十分に行き渡らなくなってしまいます。首や肩の筋肉が緊張した状態になるので、日頃からストレス発散を心がけることがポイント。

頭痛が起こる原因とは?

頭痛には片頭痛や群発頭痛など、さまざまなな種類があります。さらに、痛みの程度や場所も種類によって異なる点が特徴です。頭痛のなかで比較的多いのが緊張型頭痛で、肩コリとともに現れる頭痛の正体でもあります。

緊張性頭痛とは?

首、肩、背中や頭の筋肉が緊張することで起こる頭痛です。筋肉の緊張が高まると血流が悪くなり、筋肉に乳酸やピルビン酸などの老廃物が溜まります。それが頭や首、肩の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを引き起こすのです。

症状は頭を締めつけられるような頭痛が持続して発生します。後頭部から首にかけて痛みが起こり、両側に発症する場合が多いです。悪化すると痛みが慢性化し、頭痛に悩まされるだけでなく、うつ症状が現れることも。

血流を改善して、肩こりを解消することが大事

肩こりの症状を緩和させ、頭痛に悩むことのない生活を送りましょう。ポイントは、血行を良くすることです。

体を温める

入浴などで体を温めて血の巡りを良くすることは、肩こりの改善に効果的です。38〜40度ぐらいのぬるめのお湯にゆっくりとつかり、リラックスして肩を温めましょう。入浴だけでなく、体を温める効果があるレンコンやショウガといった食材を取り入れることもおすすめです。

パソコンやスマートフォン、テレビなどを長時間利用すると、目が疲れがち。眼精疲労のケアには、目を温めることが有効です。蒸しタオルを用意して目の上にしばらく置く方法が手軽でおすすめ。蒸しタオルは水で濡らしたタオルをビニール袋などに入れ、電子レンジで温めるだけで手軽に作ることができます。

運動をおこなう

適度な運動で体をほぐすことで血流が良くなり、肩や首の筋肉がほぐれます。日常生活に無理のない範囲で、ストレッチやウォーキングをすると効果的です。

ストレッチは手軽にいつでもおこなえるので、簡単なストレッチを覚えておくと役立ちます。とくに肩周りの筋肉をほぐすには、肩甲骨を動かすことを心がけましょう。肩甲骨をぐるぐると回すだけでも筋肉をほぐすことが可能です。

肩こりと頭痛に効くツボを覚えておこう

ここからは、肩こりと頭痛に効くツボを紹介します。ツボは直接皮膚を触って押したり、つまむことで探すことが可能です。痛みやコリコリした部分がツボ。

効率良く刺激するには、体の中心に向かって押すことがポイントとなります。少し強く押すようにすると効果的ですが、痛みが強い場合は無理せず、痛気持ち良いと感じる強度で押してください。

肩井(けんせい)

俯いたときに首の付け根に出る骨と、肩先の骨を結んだ真ん中あたりに位置しているツボです。中指か3本指(人差し指、中指、薬指)を肩井に当て、皮膚に対して垂直に押しましょう。

風池(ふうち)

僧帽筋と胸鎖乳突筋の間にある、くぼみの真ん中にあるシコリが風池です。後頭部の髪の生え際にあります。親指をツボに当て、他の4本指で頭を支えるようにして、ツボを押し上げるようなイメージで、頭の中心に向かって押してください。

天柱(てんちゅう)

首の下方から髪の生え際までたどり、頭蓋骨の下にあるくぼみのシコリが天柱です。首の骨の外側にあります。親指をツボに当て、他の4本指で頭を支えるようにし、頭の中心に向かってツボを押しましょう。

完骨(かんこつ)

耳の後ろにある出っ張った骨(乳様突起)の先端を触り、その後ろにあるくぼみの真ん中にあるシコリが完骨です。親指をツボに当て、他の4本指で頭を支えるようにし、頭の中心に向かってツボを押しましょう。